ソニューム、SONYのペットロボット「aibo」の公式SBT提供開始

ソニュームが「aibo」のSBT提供

SONY(ソニー)販売のペットロボット「aibo(アイボ)」の公式デジタルコレクションが3月10日に発表された。

このデジタルコレクションは、Sony Block Solutions Labs(ソニーブロックソリューションラボ:Sony BSL)開発のブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」上でSBT(譲渡不可NFT)としてミント(鋳造/発行)される。同チェーン上で独占的に発行される、公式にライセンスされたSBTとなる。

同SBTは、大手NFTマーケットプレイス「Opensea(オープンシー)」でのみミントが可能。1ウォレットで1,000個までミントできる。なおミントにはガス代(取引手数料)となる「Soneium」上のETHが必要だ。SBT自体は無料となっている。

Sony BSLは、ソニーグループとStartale Group(スターテイルグループ)による合弁会社。「Soneium」は、Ethereum(イーサリアム)のレイヤー2ブロックチェーン。Optimism Foundation(オプティミズム財団)開発の「OPスタック(OP Stack)」により構築されている。

「OPスタック」は、スケーリング技術「ロールアップ」のひとつである「オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollups)」を採用した独自のレイヤー2ブロックチェーンを立ち上げられるソフトウェアである。

画像:iStocks/Cemile-Bingol

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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