Doodlesがソラナ上で独自トークン「DOOD」発行へ、Baseへのブリッジ予定も

Doodlesが独自トークン発行へ

NFTプロジェクト「ドゥードゥルズ(Doodles)」が、独自トークン「DOOD」を発行予定であることを2月14日にXで発表した。なお具体的なトークン配布の方法やリリースの日程等の詳細については、現時点で明かされていない。

発表によると「DOOD」はソラナ(Solana)上で発行されるトークンで、総供給量は100億DOODとのこと。

総供給量の配分内訳は、30%が「ドゥードゥルズ」コミュニティ向け、13%がニューブラッド(New Blood)と呼ばれる新規ユーザー向け、17%が「ドゥードゥルズ」チーム向け、25%がエコシステムファンド、10%が流動性確保用、5%が「ドゥードゥルズ」社向けに割り当てられる予定とのこと。

これにより「ドゥードゥルズ」コミュニティ向け、新規ユーザー向け、エコシステムファンドを合わせた合計68%が広義のコミュニティ向けとして割り当てられる。

また「DOOD」は今後、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」へブリッジが可能になる予定だ。

「ドゥードゥルズ」は、バーント・トースト(Burnt Toast)氏が2021年10月に「イーサリアム(Ethereum)」基盤で開始したNFTプロジェクトである。同氏は今年1月29日に「ドゥードゥルズ」社のCEO就任を発表している。

同プロジェクトは、NFT所有者専用のプラットフォーム「ストゥーディオ(stoodio)」を展開しており、NFTキャラクターの肌や髪、ウェアラブルなどをカスタムできるのが特徴だ。昨年7月には、「ストゥーディオ」をダッパーラボ(Dapper Labs)が開発したブロックチェーン「フロウ(Flow)」から「ベース」へ移行させている。

「ドゥードゥルズ」は「ベース」移行の理由について、「私たちの使命は、メディアの開発、流通、所有に革命を起こすこと」とし、さらに「IP開発の未来は、コミュニティが消費するだけでなく、共同創造し、その価値に応じて報酬を得る、ダイレクト・トゥ・ファン体験になる」と説明している。

また、「ベース」へのオンボーディングの容易さが新規ユーザーの獲得につながるとも伝えている。

画像:iStock/Who_I_am

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した