東証スタンダード上場のメタプラネット、10億円相当のビットコイン購入を報告

メタプラネットが10億円相当ビットコイン購入

東証スタンダード上場企業のメタプラネットが、今月初めに発表した通り、ビットコイン(BTC)を購入した。同社が4月22日発表した。

発表によるとメタプラネットは、97.8519BTCを10億円で購入したという。1BTCあたりの平均購入価格は、10,219,524円とのことだ。

メタプラネットは今月8日、資金管理戦略の一環として、ビットコイン(BTC)を購入することを発表。新株予約権の行使により調達する約9.35億円の資金ほとんどをBTCの購入に充て、保管する予定だとしていた。

また同社は、BTCを単に保有するだけではなく、それを活用した運用収益の取得も予定しているとも同社は伝えていた。

ただしBTC購入総額は、10億円までと8日開催の取締役会にて決議したとのことだ。

なお同社がBTCを自己資産に組み入れることを決定したのは、「インフレヘッジ、同通貨がマクロ経済回復から受ける恩恵、そして長期的な資本価値向上の基盤としての可能性を多面的に理解したため」であるとのこと。

またBTCについては「ビットコインはボラティリティが高い通貨との側面がありますが、長期的に見た場合には価値が恒常的に上昇しており、長期保有に適していると考えております」とも同社は伝えている。

その他にも同社は、今回のBTCへのエクスポージャーシフトについて、「新たな戦略的投資家の出資によって後押しされ、強化されていく」と述べている。

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参考:メタプラネット
images:iStock/Cemile-Bingol

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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