お好み焼専門店「千房」がLINE NEXTと提携、クーポン等をNFTで販売へ

千房がLINE NEXTと提携

お好み焼専門店「千房」を展開する千房ホールディングスが、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」運営のLINE NEXT(ラインネクスト)との提携を4月16日発表した。

LINE NEXTは、LINEヤフーの子会社として「DOSI」の事業運営を行う米国法人だ。2022年9月にサービス開始した「DOSI」は、今年1月に正式版としてリニューアルし、日本を含む世界180ヵ国において展開開始した。

今回の提携により「千房」では、「DOSI」を通じて「千房」の商品に関するクーポン等をデジタルアイテム(NFT)として数量限定で販売するとのこと。

クーポンには、「千房」で一番人気商品の道頓堀焼(通常価格1,950円)を1,000円(税込)で無制限に1年間注文できる「DotonboriYAKI VIP」や、サッポロ黒ラベルの生ビールが来店につき1杯無料で1年間注文できる「CHIBO’s SAPPORO draft Beer」がある。

またその他にも全商品の支払い金額の10%もしくは20%を来店につき割引する、2025年6月31日まで有効のデジタルアイテム「CHIBO VIP item with 10% off」と「CHIBO VIP item with 20% off」もある。

ただしこれらデジタルアイテムの利用は、「千房」の千日前本店と道頓堀ビル店でのみ可能となっている。

ちなみにLINE NEXTは昨年12月13日、Web3エコシステムの拡大に向けて1.4億ドル(約200億円)の資金調達を決定した。LINE NEXTへ出資したのはPE(プライベートエクイティ)ファンドであるクレッシェンド・エクイティ・パートナーズ(CRESCENDO EQUITY PARTNERS LIMITED)が主導するコンソーシアム。

なおクレッシェンドエクイティは、ペイパル(PayPal)共同創業者でシリコンバレーを代表する投資家ピーター・ティール(Peter Thiel)氏が出資したPEファンドだ。

関連ニュース

参考:千房
images:PIXT

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道