ソラナネットワークが約5時間停止、現在は再開

値を戻す

レイヤー1ブロックチェーンのソラナ(Solana)のトランザクション・アクティビティが、大規模な障害に遭い、約5時間停止した。ソラナ財団(Solana Foundation)が運営するXアカウント「ソラナステータス(Solana Status)」にて2月6日報告された。

投稿によれば、2月6日障害は協定世界時(UTC)午前9時53分(日本時間午後6時53分)に始まり、約5時間続いたという。なお現在は再開している。

ネットワーク停止中にソラナエコシステム全体のエンジニアは、クラスタが停止する原因となった問題に対処するためのパッチを含む、新しいバリデータソフトウェアリリースの準備を進めた。

また「ソラナステータス」はバリデータのオペレータに対し、アップグレードとネットワークの再起動に備えるよう呼び掛けていた。

「ソラナステータス」は記事執筆時点(2024年2月7日11:30)で停止に関する正式な声明は出していないが、コアの貢献者は根本原因レポートの作成に取り組んでおり、完成次第公開する予定だと伝えている。

なお同事象に関する報告が出た後、ソラナ(SOL)の価格は、約95ドルから約93ドルに一時下落したが、記事執筆時点では約97ドルになっている。(コインマーケットキャップ調べ)

関連ニュース

images:iStocks/wacomka

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した