Twitterロゴがドージコイン(DOGE)の「かぼすちゃん」に、24%価格上昇も

Twitterロゴが「かぼすちゃん」に

日本時間4月4日午前2:00頃より、Twitter(ツイッター)の青い鳥のロゴマークが、暗号資産(仮想通貨)ドージコインのロゴに置き換えられた。

これを受け、ドージコイン(DOGE)が価格は急騰。10円台から一時は13.62円の値を付けた。記事執筆現在の価格は13.03円となっており、24時間で約27%の上昇を見せた。

テスラ(Tesla)およびツイッターのCEOであるイーロン・マスク(Elon Mask)氏は、このロゴの変更について以前募集したツイッターへの要望を守ったものであるとの旨をツイートしている。

ドージコインはインターネット・ミームである「ドージ(Doge)」の柴犬「かぼすちゃん」をモチーフとした暗号資産だ。「かぼすちゃん」の飼い主が2010年にブログ「かぼすちゃんとおさんぽ。」に投稿した画像をきっかけに人気が爆発。定番のネットミームとなった。

なおドージコインは、ライトコイン:Litecoin(LTC)のソースコードをベースに作成されたもので、ライトコインと同様の「scrypt(スクリプト)」を利用している。なおドージコインには発行上限がない。

このドージコインについては、マスク氏がたびたびツイッターで言及しており、それらの影響から2021年の暗号資産時価総額ランキングで一時、4位にまで上昇した実績もある。

なお現在のドージコインの時価総額は、約1.8兆円でランキングは7位だ(4/4 12:00コインマーケットキャップ調べ)。

今回のロゴマーク変更は一時的なミームとしての対応なのか、それともこのまま変更されるのか。これについてマスク氏は言及していない状況だ。

関連ニュース

images:iStocks/Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる