OpenSea、ゲーム及びソーシャルアプリ特化チェーン「Arbitrum Nova」のNFTサポート開始

OpenSeaが「Arbitrum Nova」対応

NFTプラットフォームのオープンシー(OpenSea)が、アービトラム(Arbitrum)のゲーム及びソーシャルアプリに特化したチェーン「アービトラムノヴァ(Arbitrum Nova)」に対応したことを1月7日に発表した。

アービトラムは、オプティミズムロールアップ(Optimistic Rollups)を採用したイーサリアム(Ethereum)のL2スケーリングソリューションとしてローンチされたブロックチェーンだ。昨年9月よりオープンシーにてサポートされている。

ちなみにアービトラムのネットワークには「アービトラムノヴァ」の他に、DeFi(分散型金融)及びNFT向けチェーン「アービトラムワン(Arbitrum One)」がある。

オープンシーではチェーン別にNFTコレクションを閲覧することができ、今回オープンシーに対応した「アービトラムノヴァ」のNFTコレクションは、既にサポートされている「アービトラム」のNFTコレクションにグループ化されるとのこと。

またオープンシーは、データ可用性委員会 (Data Availability Committee:DAC) に参加して、オンチェーンデータへのアクセスを提供することで「アービトラムノヴァ」エコシステムの成長を支援しているという。

なお今回の「アービトラムノヴァ」対応によりオープンシーに対応するブロックチェーンは、「アービトラム(Arbitrum)」、「BNBチェーン(BNB Chain)」、「オプティミズム(Optimism)」、「イーサリアム(Ethereum)」、「ポリゴン(Polygon)」、「クレイトン(Klatyn)」、「ソラナ(Solana)」、「アバランチ(Avalanche)」に続き9つ目となる。

関連ニュース

OpenSea、バイナンスのBNBチェーン(BNB)のNFTを年内サポート開始へ

NFTマーケット「X2Y2」がクリエイター手数料を再開、OpenSeaの影響受け

NFTクリエイターがロイヤリティ(報酬)をコントロール、OpenSeaがオンチェーンツール提供へ

OpenSea、アバランチ(AVAX)基盤のNFTサポート開始

OpenSea、イーサリアムL2「Optimism」基盤のNFTサポート開始

参考:OpenSea
デザイン:一本寿和
images:iStocks/whitehoune

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【4/19話題】アプトスラボが金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンスが違約金支払いインド再参入かなど

アプトスラボ、マイクロソフト・SKテレコム・ボスコンらと提携。金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンス、約3億円の違約金を支払いインド再参入か=報道、バイナンスがドバイでVASPライセンス取得、個人投資家にもサービス提供可能に、バイナンス、トークンローンチプラットフォーム「Megadrop」公開。「BounceBit(BB)」取扱へ、イーサリアムのモバイルOS開発「ethOS」、web3スマホ「ethOS phone」発売開始、米クラーケン、独自開発のセルフカストディウォレット「Kraken Wallet」リリース、OKX、レイヤー2ブロックチェーン「X Layer」ローンチ