米コインベースにアバランチの「BENQI(QI)」上場

米コインベースにQI上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産「ベンキー:BENQI(QI)」の取り扱い予定を11月23日に発表した。

QIは既に「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて取引開始している。なお日本居住者はサポート対象外となっている。

取引ペアについては、QI-USDがサポートされている

なお今回サポートされるQIはアバランチのトークン規格ARC-20で発行されたトークンとなる。

BENQI(QI)とは

QIは、アバランチで流動性ステーキングやレンディングを提供するDeFi(分散型金融)プロトコルであるベンキーの、ガバナンストークンである。

流動性ステーキングとは、暗号資産をステーキングする際に運用可能な預かり証トークンを発行することでステーキングに参加しながらほかの運用を同時に行うことを可能にするサービスである。

現在のところQIは、バイナンス(Binace)やクーコイン(Kucoin)、エムイーエックスシー(MEXC)、ゲートアイオー(Gate.io)などの暗号資産取引所のほか、トレーダージョー(TraderJoe)やパンゴリン(Pangolin)などの分散型取引所など多くの取引所が取り扱っている。また現在の時価総額は約45億円となっている。(11月24日コインマーケットキャップ調べ)。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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