LINE NEXTのNFTプラットフォーム 「DOSI」、C2C取引サービス開始

「DOSI」でC2C取引サービス開始

LINE NEXT(ラインネクスト)が、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI(ドシ)」にて、C2C(ユーザー間)取引サービスの開始を11月8日に発表した。

LINE NEXTは、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」およびグローバルNFTプラットフォームの事業運営を行う、LINEの子会社だ。

C2C取引サービスの開始によりユーザーは、NFTストア「DOSI Store」で購入したNFTを他の「DOSI」ユーザーと売買可能になったとのこと。なお「DOSI Store」は、LINE NEXTと契約したブランドがNFTを提供するNFTストアである。

またNFTを売買する際は、「DOSI」専用ウォレット「DOSI Wallet」をメタマスク(MetaMask)ウォレットに接続する必要があるという。決済方法としては、クレジットカードやNAVER Payなどのキャッシュレス決済に加え、イーサリアム(ETH)を使用してNFTが売買できるとのことだ。

なお「DOSI Store」では現在、韓国のNFTプロジェクト「ヘルバウンド(Hellbound)」が採用されており、今後は他のブランドが「DOSI Store」に追加される予定だという。

また「DOSI」で提供されるサービスとしては「DOSI Wallet」と「DOSI Store」の他に、「DOSI Citizen(ドシ・シチズン)」があり、こちらではメンバーシップポイント「DON」を獲得できるとのこと。「DON」は、ユーザーがコミュニティ活動に参加したり、NFTの購入金額に応じて獲得できるという。

ユーザーは「DON」を使用して「DOSI Citizen」のレベルアップや、メンバーシップ内で提供されるNFTエアドロップ宝くじイベント「DOSIアドベンチャー」にアクセスできるとのこと。なお「DOSIアドベンチャー」ではNFTの商品が獲得できるという。

なお「DOSI Citizen」は「DOSI」のエコシステムへの貢献レベルにあわせて、様々な特典を提供するNFT基盤の会員制プログラムとなっている。

関連ニュース

LINE NEXTがNFTプラットフォーム 「DOSI」β版提供開始、日本にも先々展開か

LINE NEXT、NFTプラットフォーム「DOSI」専用ウォレット提供開始

ソフトバンクやNAVERら、LINE NEXTのグローバルNFT事業へ約13.6億円投資

LINEの暗号資産「リンク(LN)」、MEXC Globalで上場

STEPNが「LINE Blockchain」上で開発へ、LINEがFind Satoshi Labと覚書締結

参考:LINE NEXT
images:iStocks/noLimit46・Lidiia Moor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道