バイナンス、譲渡不可NFTで「Binance Account Boundトークン」ローンチ

バイナンスが「Binance Account Boundトークン」ローンチ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、KYC(本人確認)済みのユーザーのデジタル認証ツールとして利用できる「バイナンスアカウントバウンド(BAB)トークン(Binance Account Bound Token)」のローンチを9月8日発表した。

「BABトークン」はKYCを完了した全てのバイナンスユーザーが取得可能で、9月8日9:00(UTC)より各ユーザーがミント(発行/鋳造)可能になっている。

なお「BABトークン」は譲渡不可のNFTとされる「ソウルバウンドトークン(Soulbound Token:SBT)」となっており、バイナンスのBNBチェーンにおいて初のSBT活用の事例となる。

「BABトークン」の作成手順として、バイナンスアプリにログインし、ホームページの「More」をタップ。次に「Gift & Campaign」までスクロールし「BABT」を選択し、ウォレットを接続することでウォレット上に「BABトークン」をミントできるという(ガス代1BUSDが必要)。

「BABトークン」の注意点として、他ユーザーへ譲渡不可であることの他、KYC済みアカウント1つにつき、1つのトークンのみが作成できる。また「BAB」トークンは取り消しが可能となっており、削除後72時間以降に再度新しい「BABトークン」が作成できるようになっているという。

また「BABトークン」は、BNBチェーン上で稼働するプロジェクトのイニシアチブへ参加する為の身分証としての機能も持つとのことで、各イニシアチブへ参加したユーザーは報酬を得ることも可能だという。

現在のところ発表されている対象プロジェクトは、ApeSwap、PearDAO、Project Galaxy、X World Games、Cyberconnect、P12、Summoner’s Arena、Mathwallet、Liveart、OpenOcean、TinyWorld、The Harvest、Ultiverse、Appoloxの14プロジェクトとなっている。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LeoTroyanski

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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