1SECが「1BLOCK LAB」設立、企業のweb3参入やNFTビジネス支援

1SECが「1BLOCK LAB」設立

NFTスニーカーや「1BLOCK」を展開する1SEC(ワンセック)が、企業のweb3市場参入の支援を目的に「1BLOCK LAB」を設立したことを9月2日発表した。

「1BLOCK」はロサンゼルスと東京を拠点にweb3プロジェクトを開発運営するクリエイティブチームだ。AR(拡張現実)機能を利用することで3DCGで生成されたNFTなどを着用/体験できるスマートフォンアプリ「METADRIP(メタドリップ)」の他、3DNFTプロジェクト「MetaSamurai(メタサムライ)」などを提供してきた。

「1BLOCK LAB」は、「NFT」を活用したweb3サービス関連ビジネスを検討している企業やIPホルダー、新規事業担当者に向けたサービスとのこと。これまでに「1BLOCK」が培ったブロックチェーン関連サービスや「METADRIP」、メタバースの企画・開発・コンサルティングの知識経験が用いられるという

具体的に「1BLOCK LAB」では、「企画~オリジナルコントラクトによるNFT作成~配布/販売」をパッケージとしたNFTビジネス構築支援サービスを提供するという。  

また1SECは、「実際に1BLOCK LABを通して展開されるプロジェクトとは、1BLOCKが展開する各種アセットとの中長期でのシナジーも視野に入れており、NFTの保有者に対して、インセンティブの付与も期待されます。今後も、1SECは、手掛けるテクノロジーサービスで、企業やIPホルダーをエンパワーメントし、 web3.0サービスのマーケティング支援にも注力してまいります」と語っている。  

なお1SECが展開する3DNFTプロジェクト「MetaSamurai」は6月に、ファッションブランドのCOACH(コーチ)が日本限定で提供したスペシャルエディションのNFTとコラボレーションしていた。

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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