ファッションブランド「COACH」が日本限定のNFT提供へ、1SECとコラボで

COACHが1secと日本限定のNFT提供へ

ファッションブランドのCOACH(コーチ)が、日本限定でスペシャルエディションのNFTを提供することが6月15日分かった。

このNFTは1SEC(ワンセック)が展開する3DNFTプロジェクト「MetaSamurai(メタサムライ)」とのコラボレーションにより提供されるものだ。1SECはweb3クリエイティブスタジオ「1BLOCK(ワンブロック)」を運営する企業である。

「MetaSamurai」は「1BLOCK」が販売予定の3DNFTコレクションだ。同コレクションは「ジェネシスZERO」45体、「ジェネシス」20体、「メイン」3,333体の全3,398体が6月16日22:00よりプレセールを開始し、6月17日21:00よりパブリックセールを開始するとのことだ。

発表によると今回提供されるNFTは、「LGBTQIA+」のコミュニティをサポートするために、COACHが発信するメッセージ 「Go All Out For Pride(プライドのために全力を尽くす)」キャンペーンと連動し、「Pride Month (プライド月間)」をたたえる日本でのプログラムの一貫としてローンチされるとのこと。

なおこのスペシャルエディションのNFTは限定10体が日本限定で「ギフト」されると記載があり、応募詳細については6月17日にCOACHのHPにて発表されるとのことだ。その為NFTの取得の条件やその方法は現状では不明となる。

なおCOACHは昨年12月、ブランド創立80周年を記念する初のNFTコレクションをリリースしている。そのNFTは全80点で、同社のゲーム「スノーシティ(Snow City)」で登場する8匹の「ホリデーアニマル」のユニークなNFTが含まれている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

関連ニュース

BABYMETAL、NFTスニーカー販売へ。1SECとコラボで

1SEC、ファッションNFTをARで着用できるアプリ「METADRIP」発表

日本初のNFTバーチャルスニーカー販売へ、1SEC

マンガで解説「NFTとは何?」〜ザ・テクノロジー 2030 より

アパレルブランド「Ameri VINTAGE」がオートクチュールをNFT化して販売へ、1SECと協業で

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【11/8話題】ビットバンクがBitbank Ventures設立、米デトロイト市が暗号資産での納税を受け入れへなど(音声ニュース)

ビットバンク、投資事業子会社「Bitbank Ventures 合同会社」設立、米デロイト市、暗号資産での納税を2025年から受け入れへ、仏当局が「ポリマーケット」を調査、トランプへの賭けでフランス人が約7,900万ドル獲得、スイス中銀総裁、暗号資産になお警戒感「現金決済は今後も重要」、コインベース、ラップドビットコイン「cbBTC」をソラナに導入、JPモルガンのブロックチェーン決済「Onyx」が「Kinexys」に名称変更、FXサービス導入も、バイビットがジョージアでVASPライセンス取得、取引サービス提供可能に、ブロックチェーンでエッセンシャルワーカーの社会貢献行動を可視化、チェーントープが「Chaintope Greeners」提供へ

Sponsored

スイス中銀総裁、暗号資産になお警戒感「現金決済は今後も重要」

スイスの中央銀行であるスイス国立銀行(SNB)のマルティン・シュレーゲル(Martin Schlegel)総裁が、中銀はビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)に警戒しているとした上で、現金はスイスの決済システムにおいて今後も重要な役割を担うだろうと11月7日述べた