モノバンドル、企業向けNFTチケットソリューション「Hokusai Ticket」提供開始

モノバンドルが「Hokusai Ticket」提供開始

モノバンドルが、エンタープライズ向けのNFTチケットソリューション「Hokusai Ticket」の提供開始を8月25日発表した。

モノバンドルによるとこのサービスは、チケットの発行・売買にNFTを導入することにより、チケット売買における課題を解決するソリューションとのこと。

「Hokusai Ticket」は、「事業者側のNFT発行時に必要な暗号資産」と「エンドユーザーのメタマスクウォレット」を準備することなく、NFTによるチケットの発行・販売・二次流通が出来るようになるという。

このソリューションは、Goolgle・LINE・Twitter・メールアドレス等によるSNS認証によるログインによりメタマスクが不要で、クレジットカード決済にも対応するとのこと。また二次流通の範囲指定やCRM(顧客関係管理)連携も行えるとのことだ。

また「Hokusai Ticket」を導入した事業者は、チケットの不当な売買の検知や、二次流通の範囲限定による不当な売買の防止、譲渡不可NFTによる不当な売買の防止、ロイヤリティ確保による収益性の向上など、チケットの売買における課題を解決できると説明されている。

なおNFTを発行するブロックチェーンについては、ポリゴン(Polygon)、イーサリアム(Ethereum)、BNBチェーン(BNB chain)、アバランチ(Avalunche)、アービトラム(Arbitrum)、アスター(Astar)の6つのネットワークに対応しているとのことだ。

モノバンドルCEOの原沢陽水氏は「Hokusai Ticket」について「エンドユーザーはこれまでのWebサービスと同様に、SNSログインと同じユーザー体験でエンドユーザー自身のウォレットを作成可能です。この体験を提供することにより、NFT発行企業が有する顧客のクリプトに対するリテラシーに関わらず、優れたNFT購入の体験を提供することができます」と自身のツイッターで語っている。

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images:iStocks/Laura-Gxnzalez

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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