FTX Japan、USD/JPYペアの板取引開始

FTX Japanが「外国為替取引所取引」提供開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所FTX Japanが、「外国為替取引所取引」を提供開始したことが6月20日分かった。

FTX Japanでは以前から、交換所サービスで米ドルと日本円の交換が可能だったが、「外国為替取引所取引」開始により、USD/JPYの取引ペアによる板取引が可能になったとのこと。

なおFTX Japanでの「外国為替取引所取引」は現物のみの提供となり、証拠金取引の取り扱いはないという。また暗号資産取引と同様に取引手数料がかかるが、FTX独自トークンであるFTX Token(FTT)を保有しているユーザーは手数料の優遇が適用されるとのこと。

注意点としては米ドルの直接入出金はサポートされていない為、米ドル残高の出金をする場合は、一旦日本円に交換して出金する必要があるとのことだ。

なおFTX Japanでは国内取引所では唯一となる「パーペチュアル取引」を提供している。「パーペチュアル取引」は現物と先物、CFDの特徴を併せ持つデリバティブ取引だ。従来の先物取引では契約時に決済満期日と、その日にいくらで売買するのかを決定するが、パーペチュアルには限月が無く、無期限に建玉を保持することが可能だ。なおレバレッジ設定は2倍までとなっている。

関連ニュース

「FTX Japan」ローンチ、日本市場へ本格参入

暗号資産取引所「Liquid by Quoine」が「FTX Japan」に社名変更

FTXがオーストラリアで事業展開、「FTXオーストラリア」設立

クラーケンジャパンの取引ペアが53に、「Any to Any」導入で

参考:FTX JP
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ca-ssis

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる