コシノジュンコNFT発売へ、現物特典も。and factory「ARTPiA」始動

コシノジュンコとレイホラチェック、NFT発売へ

マンガや占いアプリなどを手がける東証プライム上場企業「and factory」が、NFT関連プロジェクト「ARTPiA(アートピア)」を試験的に開始したことが6月20日分かった。

「ARTPiA」は、アーティストが自由に活動でき、作品の所有者が新しい楽しみ方ができる場所を創造することを目指すプロジェクトだと発表されている。具体的にはアーティストやクリエイターによるNFTアートを世界に提供していく取り組みとのことだ。

そしてプロジェクト第1弾として、世界的なファッションデザイナーとして知られるコシノジュンコ氏、デジタルアーティストのレイホラチェック氏の作品をNFT化し、6月22日(水)12時より販売するとのことだ。

コシノジュンコ氏の作品タイトルは「対極の美ー無限に続く円ー」。販売数は1点のみ、オープンシー(OpenSea)にてオークション形式で販売開始される。なお落札金額に応じた3つの購入者特典があるとのこと。

「対極の美ー無限に続く円ー」

5〜9ETHでの落札で、「コシノジュンコ氏サイン入り作品集とオリジナルブルゾン」が、10〜19ETHで前述の特典に加え「POROPOROストール」が特典として用意されている。さらに20ETH以上の落札で前述の2特典に加え、「本作品の3Dフィギュア」がコシノジュンコ氏本人より贈呈されるとのこと。

またコシノジュンコ氏とこれまでにショーやアート作品でコラボした実績のデジタルアーティスト・レイホラチェック氏のNFTも、同日に販売開始となる。作品タイトルは、「Momentum」で、オープンシーにて販売される。販売開始価格は0.2ETHで、限定5つのオークション販売となっている。

「Momentum」

なお、2作品ともオークション期間は6月22日12:00から6月28日12:00までとなっている。

コシノジュンコ氏はこの取り組みに関して以下のようにコメントしている。

「今回、NFTアートとして出展する作品は、今までのコレクションの中で、最もアイコニックな作品を3Dデジタル化したものです。初めての挑戦となりますが、これを機に国内外問わず幅広い世代の方に、NFT作品を楽しむこと、そして所有する喜びを伝えていきたいと思います」

参考:特設サイト

関連情報

また本プロジェクトに携わっている、and factory Start Up事業部の福田圭太氏、fracton ventures Co-Founder の鈴木雄大氏に、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、コシノジュンコNFTについての詳細や、and factoryがNFT事業に参入した理由、今後の展開などについて訊くTwitterスペース・イベントを6月22日20時より開催します。ぜひご参加ください。

→詳細はこちら

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長
幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で編集や電子書籍事業、新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」のボードメンバー。テレビ番組「スポットライト」(RKB)、ラジオ「テンカイズ」(TBS)にレギュラー出演。「みんなのメンタールーム(Amazon audible)」「風呂敷畳み人ラジオ(Voicy)」「あたらしい経済ニュース」等のポッドキャストも配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長
幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で編集や電子書籍事業、新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」のボードメンバー。テレビ番組「スポットライト」(RKB)、ラジオ「テンカイズ」(TBS)にレギュラー出演。「みんなのメンタールーム(Amazon audible)」「風呂敷畳み人ラジオ(Voicy)」「あたらしい経済ニュース」等のポッドキャストも配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる