【取材】国内初、アバランチ(AVAX)がオーケーコインジャパンに上場へ

AVAXがオーケーコインジャパンに上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコイン・ジャパンで、暗号資産アバランチ(AVAX)が取り扱われることが6月10日分かった。同暗号資産の取り扱いは国内初となる。

AVAXの取り扱いは6月16日17:00より同取引所の販売所サービスにて開始するとのこと。入出金にも対応する。

なおアバランチのブロックチェーンでは、マルチチェーンフレームワークが採用されている。今回オーケーコインジャパンで対応するのはCチェーン(Avalanche C-Chain)およびXチェーン(Avalanche X-Chain)のAVAXとなるようだ。なお6月16日の取り扱い開始時にCチェーン、6月下旬にXチェーンが対応する予定とのこと。残りのPチェーン(Avalanche P-Chain)対応は予定されていない。

アバランチはコンセサスアルゴリズムにPoS(proof of stake)を採用するブロックチェーン。アバランチでは異なるデータ構造を採用する3つのブロックチェーンを持つマルチチェーンフレームワークを採用することで、重要機能の役割を分担している。AVAXはアバランチのネイティブトークンとなる。AVAXの現在の時価総額ランキングは15位で9,100億円となっている(6/10コインマーケットキャップ調べ)。

オーケーコイン・ジャパンでAVAXが予定通り上場すれば、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、リスク(LSK)、オーケービー(OKB)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、クアンタム(QTUM)、パレットトークン(PLT)の全15銘柄を取り扱う事となる。

「あたらしい経済」編集部がオーケーコインジャパンのマーケティング担当者へAVAXを上場選定した理由を聞いたところ、以下の回答を得た。

アバランチ(AVAX)はDappsのプロジェクトでも活用され、複数の海外取引所で取り扱われている世界で注目されている暗号資産です。日本初となるAVAX取扱いをOKCoinJapanで実現することで、日本の暗号資産取引ユーザー様に対するサービス向上につながれば幸いです。今後、AVAXに初めて触れるユーザー様にとってもわかり易い、有益な情報発信をしていきたいと考えています。今後も、OKCoinJapanは新たな暗号資産関連サービスを提供して参ります。

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参考:オーケーコインジャパン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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