ブラジルサッカー「ECバイーア」、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

ECバイーア、チリーズのSocios. comでファントークン発行へ

ブラジルのプロサッカーリーグ「ブラジレイロ・セリエB」加盟の「ECバイーア(Esporte Clube Bahia)」が、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」にて、ファントークン「$BAHIA」を発行することが5月18日分かった。

ブラジルのサッカークラブがファントークン発行を発表するのは、アトレチコ・ミネイロ、SCコリンチャンス・パウリスタ、CRフラメンゴ、サンパウロFC、SEパルメイラス、SCインテルナシオナル、CRヴァスコ・ダ・ガマに続き、今回で8チーム目となる。

「ECバイーア」の公式ファントークン「$BAHIA」の販売時期および価格などの詳細については、近日中に公開されるようだ。

また「Socios.com」は近日中にブラジルの主要なTVチャンネルで、元イタリア代表アレッサンドロ・デル・ピエロとアルゼンチン代表リオネル・メッシを起用した初のTVCMが放送予定であることを併せて発表している。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

既にチリーズと提携したスポーツ組織は26ヵ国130を超えており、北米ではNHLに加盟するホッケーのチームや総合格闘技団体のPFLとUFCとの提携、またNBAでは現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チーム。MLSでは加盟全28チーム中27チーム提携しており、その他韓国やインドのスポーツチームとの提携など国・ジャンルを問わず展開を進めている。

関連ニュース

チリーズ「Socios. com」、北米サッカーMLS加盟26チームと提携

チリーズ「Socios. com」、アメフトNFL加盟13チームと提携

チリーズ「Socios. com」、NFLとMLSのチームと初提携

チリーズ「Socios .com」がモバイルゲームをローンチへ、ファントークン保有者向け

メッシ、チリーズ「Socios .com」グローバルブランドアンバサダーに

参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【3/17話題】OmakaseとビットポイントがBabylonでビットコインステーキングへ、テレグラム創設者が仏出国かなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米コインベース、カルダノ(ADA)と天然ガス(NGS)の先物提供をCFTCに申請

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)傘下のデリバティブ部門「コインベースデリバティブズ(Coinbase Derivatives)」が、暗号資産カルダノ(ADA)および天然ガス(NGS)の先物取引提供に向けた自己証明書(Self-Certification)を米商品先物取引委員会(CFTC)に申請した。コインベースが3月14日にXで発表した

ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」、運用資産額が10億ドル突破

「ブラックロック・米ドル機関投資家向けデジタル流動性ファンド(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund:BUIDL)」 の運用資産額が10億ドル(約1,488億円)を突破した。同ファンドのトークン化を担当しているデジタル資産発行プラットフォーム運営のセキュリタイズ(Securitize)が3月14に発表した

NRI・野村證券・BOOSTRYら、国内初の「デジタル債のDVP決済」と「デジタル通貨での証券決済」を実証

野村総合研究所(NRI)、野村證券およびBOOSTRY(ブーストリー)、ディーカレットDCP、三井住友銀行の5社が、「新たな決済スキームを利用したデジタル債の新規発行」および「デジタル通貨を利用した証券決済の概念実証(PoC)」に関して協業したことを3月14日に発表した