スクエニのNFT「資産性ミリオンアーサー」第二弾発売が決定、LINEのNFTマーケットで二次流通も開始へ

スクウェア・エニックスの第二弾NFT、発売日決定

スクウェア・エニックスのNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」の第二弾が11月25日20時より販売されることが分かった。

このNFTは国内NFTゲーム企業であるdoublejump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ:DJT)とスクウェア・エニックスの共同開発によるもので、LINEのグループ企業であるLVCが提供する「LINE Blockchain」が採用されている。NFTデジタルシールの管理と保管は「LINE BITMAX Wallet」にて行う形式を取っている。

また第二弾NFTの販売日翌日である11月26日から、LVC提供の「LINE BITMAX Wallet NFTマーケット β」に対応し、ユーザーが保有するNFTデジタルシールの出品、購入が可能になるとのこと。これにより以前から対応予定であったNFTの二次流通が開始となる。

発表によると「資産性ミリオンアーサー」第二弾「-邪神、暴走-」は、数量限定にて発売されるとのこと。

キャラクターシール初版を全10種、1種につき700枚で計7,000枚を1枚500円(税込)にて限定発売。4コママンガシール初版は全20種、1種につき500枚で計10,000枚を1枚500円(税込)にて限定発売される。また「4コマシールセット」として1,000セット限定で1セット2,000円(税込)での販売と「ミリオンプレスセット」が500セット限定にて1セット15,000円にて販売されるとのことだ。なお今回のNFTの販売総数は36,000枚となる。

スクエニはNFT分野への本格参入へ

スクウェア・エニックスは11月5日に公開した第2四半期決算説明会資料にて、NFTやブロックチェーンゲームへの本格参入を検討する旨などを説明している。

同社は第一弾「資産性ミリオンアーサー」にて、NFTと事業アセットを組み合わせることで、どのようなシナジーが⽣まれるのかを実証実験し、高い親和性を認識したとのこと。これにより実証実験フェーズを終了し、今後は本格的な事業化フェーズへ移行すると発表している。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:スクウェア・エニックス

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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