米バックト(Bakkt)、NY証券取引所に上場へ

米デジタル資産関連バックト、NY証券取引所に上場へ

米インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社であるデジタル資産サービス企業バックト(Bakkt Holdings, LLC)が、10月18日にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場することを発表した。日本時間で22:30(現地時間9:30)から、ティッカーシンボル「BKKT」として取引される予定だ。

今回のバックトの上場は、特別目的買収会社(SPAC)のVPC Impact Acquisition Holdings (VIH)との合併によるものだ。

SPAC(特別買収目的会社)とは有望な未公開企業を探して買収することだけを投資家に約束し、資金調達をする企業形態だ。

両者は今年1月に企業結合に関する最終契約を締結しており、上場を21年の第2四半期に完了する予定と発表していた。その際の発表によると、今回の株式公開でバックトの企業価値は約2,200億円(21億ドル)となるとのこと。

関連ニュース

米デジタル資産サービス企業バックト(Bakkt)が2021年度中にニューヨーク証券取引所へ上場

「Bakkt」がグーグルと提携、バックトカードがGoogle Pay対応へ

バックトがデビットカード発行、アカウントの暗号資産が利用可能

参考:ICE

デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis・Maximusnd

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/24話題】香港でビットコインとイーサの現物ETFが月末から取引開始か、メタプラネットが2億円分BTC追加購入へ

香港、ビットコインとイーサリアムの現物ETFを4/30から取引開始か=報道、東証スタンダード上場メタプラネット、ビットコインを2億円分追加購入へ、ソラナのDEX「Jupiter」がモバイル版公開へ、Ultimate Wallet買収で、コインベースの米国外取引所、WIFおよびPEPEを無期限先物取引で取扱いへ、ビットコインL2「スタックス(STX)」、アップグレード「ナカモト」開始、PayPal、環境配慮の「ビットコインマイナー向けインセンティブプログラム」提案、NPOのEnergyWebらと協力で、米リップルラボ、SEC要求の約20億ドルの罰金に異議申し立て、SBI、Web3領域を中心としたコミュニティ「Bto3」創設、イーサリアム「edcon2024 TOKYO」、チケットが無料に