GMOコイン、対象者への暗号資産シンボル(XYM)付与を10月20日実施

GMOコイン、対象者への暗号資産シンボル(XYM)付与を10月20日実施

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、今年3月のネム(XEM)のスナップショット対象者への、暗号資産シンボル:Symbol(XYM:ジム)の付与日程を10月20日に決定した。 

GMOコインは今月7日にシンボルの上場を発表していたが、対象者へのシンボル付与に関する情報は公開されていなかった。なお今回発表された付与の日程は、同取引所でのシンボル取り扱い開始と同日となる。

また今回発表されたシンボルの取引ルールは、最小注文数量(最小注文単位)が1XYM/回、最大注文数量は50,000XYM/回、最大取引数量は500,000XYM/日となっている

シンボル(XYM)とは

シンボルは、2021年3月にネムのブロックチェーンの大型アップデート「カタパルト」によって誕生したブロックチェーン「Symbol(シンボル)」のネイティブ通貨である。XYMの時価総額は約1840億円となっている(コインマーケットキャップ10月12日調べ)。

なおネムとシンボルは違うプラットフォームのため、ネム保有者には「オプトイン」と呼ばれる制度によってネム保有量と同量のシンボルが付与される権利がある。

今年の3月12日13:26にネムの保有者を対象に行われた「スナップショット」時点のネム保有量に対し、同数のシンボルの付与される予定となっていた。

なお海外の取引所などでは対象者にシンボルが付与されているところが多く、国内では今年5月にZaif Exchange(ザイフ)がいち早くシンボルの取り扱いと付与を行い、続いて取り扱いを発表したサクラエクスチェンジもシンボルの付与を実施した。

またコインチェックは来年3月までに対象者にシンボルを付与することを発表している。

なお、対象者へのシンボル付与を予定している国内取引所のビットフライヤー、フォビジャパン、DMM Bitcoinについては現状具体的な予定などは発表していない。

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参考:GMOコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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