Shopify、NFT販売機能を追加

Shopify、NFT販売機能を追加

eコマースプラットフォームであるショッピファイ(Shopify)にNFTの販売機能が追加されることが7月27日に明らかになった。

ショッピファイの社長であるハーレイ・フィンケルシュタイン(Harley Finkelstein)氏のツイートによると、今回の機能追加により、出店者はショッピファイの店舗から顧客に直接NFTを販売できるようになるとのこと。

フィンケルシュタイン氏はNFT販売機能について「ショッピファイがこの機能を提供する前は、出店者はサードパーティのマーケットプレイスを通じて(NFTを)販売しなければならず、販売と顧客の関係をコントロールすることができませんでした。私たちは再び出店者の手にパワーを取り戻し、顧客がどこでどのように購入したいかという要件を満たすことを可能にします」と述べている。

なお現在はNBAのシカゴブルズをはじめとする一部の出店者のみNFTの販売が可能となっているとのこと。シカゴブルズのNFTショップでは、7月26日から31日にかけて、NBAのチャンピオンリングを表すNFTが販売される予定となっている。なお26日に販売された1991年シーズンのチャンピオンリングを表したNFT91点は販売から3分で売り切れたとのことだ。

またシカゴブルズのNFTのミント(鋳造)および管理にはダッパー・ラボ(Dapper Labs)が開発を行うフロー・ブロックチェーン(Flow Blockchain)が使用されているとのこと。ショッピファイがフロー・ブロックチェーンにのみ対応しているのか、イーサリアムのような他のブロックチェーンにも対応しているのかは明らかになっていない。

関連ニュース

Shopify(ショッピファイ)が1885種類以上の暗号資産で決済可能に 

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vadim-Sazhniev

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【12/6話題】他社発行の暗号資産が法人課税の対象外に調整、グレイスケールの現物イーサリアムETF承認延期など

暗号資産の法人期末課税、他社発行分を対象外に調整へ。24年度税制改正に向け=日経、米SEC、グレイスケールの現物イーサリアムETFの承認判断を延期、コインベースウォレット、InstagramやTikTok等にUSDC送金可能に、ビットトレードにSAND・AXS・MKR・DAI・MATIC上場へ、南米最大デジタル銀行Nubank、Circle及びTalosと提携、ブラックロックのビットコインETF、シード資金で約1,473万円の調達、米SEC、テラ訴訟で暗号資産の証券性判断は「陪審ではなく裁判官が行うべき」と主張、南米最大デジタル銀行Nubank、Circle及びTalosと提携、電通とTOPPANがWeb3ウォレットの実証実験、アバターUI市場の可能性探る

Sponsored

米SEC、テラ訴訟で暗号資産の証券性判断は「陪審ではなく裁判官が行うべき」と主張

昨年5月に暴落した暗号資産(仮想通貨)「テラ:Terra(LUNA:ルナ)」の発行元であるテラフォームラボ(Terraform Labs)に対する民事訴訟で、同社が提供・販売する暗号資産(仮想通貨)が有価証券か否かの判断は陪審ではなく裁判官が判断する事項だと、米証券取引委員会(SEC)が主張している

コインベースウォレット、InstagramやTikTok等にUSDC送金可能に

web3ウォレット「コインベースウォレット(Coinbase Wallet)」から、インスタグラム(Instagram)やティックトック(TikTok)等のアプリユーザーへ米ドルステーブルコイン「USD Coin(USDC)」が送金可能になったという。同ウォレット提供の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が12月6日発表した