グレースケール、暗号資産投資信託にカルダノ(ADA)追加

グレースケール、暗号資産投資信託にカルダノ(ADA)追加

米暗号資産(仮想通貨)運用会社グレースケール(Grayscale)が、同社の運用する暗号資産投資信託であるグレースケール・デジタル・ラージ・キャップ・ファンド(Grayscale Digital Large Cap Fund:GDLC)のファンドコンポーネントに新たに暗号資産カルダノ:Cardano(ADA)を追加したことを7月2日に発表した。

GDLCはビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC)・チェーンリンク(LINK)で構成されている投資信託で、今年の1月5日まではリップル(XRP)も入っていたがリップルの訴訟問題を受け除外されていた。その後4月にチェーンリンクが追加されている。

なおGDLCはその資産の時価総額に応じた加重比率で資産の投資額が決まる。7月5日の内訳はビットコイン(BTC)67.9%、イーサリアム(ETH)24.9%、カルダノ(ADA)4.3%、ビットコインキャッシュ(BCH)1.0%、ライトコイン(LTC)1.0%、チェーンリンク(LINK)0.9%となっている。

関連ニュース

グレースケールがファンドのポートフォリオにChainlink(LINK)を追加

米資産運用会社グレースケール(Glayscale)がリップル(XRP)訴訟問題を受けXRP投資信託の廃止決定 

参考:グレースケール
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

マークアンドリーセンとGalaxy Digital、1kxのクリプトファンドに出資=報道

大手ベンチャーキャピタル(VC)アンドリーセンホロウィッツ(a16z)の共同創業者マーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)氏が、暗号資産(仮想通貨)運用企業ギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)らと共に、暗号資産(仮想通貨)系VCの1kx(ワンケーエックス)による最新のファンドに投資家として参加したようだ

ハッシュポート、FosunとRWA分野のジョイントベンチャー設立

HashPort(ハッシュポート)が、香港証券取引所に上場するFosun International Limited:Fosun(フォースンインターナショナルリミテッド)の子会社であるFosun Entertainment Japan:FEJ(フォースンエンターテイメントジャパン)と共同で、ジョイントベンチャー「Fosun Real World Asset:Fosun RWA(フォースンリアルワールドアセット)」を設立した

トークン化ダイヤモンドへの投資が可能に、Oasis ProとAvalanche活用でDiamond Standardがファンド通じて

ダイヤモンド・スタンダード(Diamond Standard)とホライゾン・キネティクス(Horizon Kinetics)が出資するダイヤモンド・スタンダード・ファンド(Diamond Standard Fund)へ投資するトークンが、アバランチ(Avalanche)のCチェーンを通じて、米証券取引委員会(SEC)認可の暗号資産証券取引プラットフォームであるオアシス・プロ・マーケット(Oasis Pro Market)に上場した