コインベース、機関投資家向け「Coinbase Prime」のベータ版リリース

コインベース、機関投資家向け「Coinbase Prime」のベータ版リリース

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が機関投資家向けサービス「Coinbase Prime(コインベースプライム)」のベータ版リリースを5月25日発表した。

リリースによると「Coinbase Prime」は取引とカストディサービスを融合させた金融機関や機関投資家、暗号資産投資をする企業向けのサービスとのこと。

また「Coinbase Prime」の特徴として、コールドウォレットに保管した資産を取引に利用する際にシームレスな移行が出来るとしている。

ブロックチェーンメディアDecryptによるとCoinbase機関投資家向けセールス責任者は「10億ドルの暗号を持っていて売りたいと思っても、通常はコールドウォレットから取り出すのに時間がかかります。しかし、今ではすぐに売ることができます」と同サービスについて述べているとのことだ。

なおコインベースの機関投資家部門においては今年の3月末の時点で、8,000以上の顧客と1,220億ドルの資産を保有しているとのことだ。

解説動画

参考:コインベースDecrypt
デザイン:一本寿和
images:
iStock/champc

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した