テザーのUSDT、アバランチ上に発行へ

テザーのUSDT、アバランチ上に発行へ

米ドルペッグのステーブルコインUSDTを発行するテザー(Tether)が、AVA Labs(アバラボ)開発のアバランチ(Avalanche)のブロックチェーン上にてUSDTを発行することを5月17日発表した。

なお米ブロックチェーンメディアTheBlockの報道によると、発行は6月の予定とのことだ。

USDTはトランザクションの速度および手数料を改善するために、Algorand、BitcoinCashのSimpleLedger Protocol、Ethereum、EOS、Liquid Network、Omni、Tron、Solanaのブロックチェーンで発行されており、アバランチ上のローンチで9つ目のブロックチェーンとなる。

テザーのCTOであるパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏はTheBlockへ「アバランチはイーサリアム仮想マシン(EVM)をサポートしているため、分散型金融(DeFi)プロジェクトを簡単に移行して低い手数料を享受できます。一方で私たちはすでに戦力となるEVM互換セットアップを持っているので、USDTの導入も簡単です」と説明をしている。

関連ニュース

ステーブルコインUSDT発行元のテザー、準備金の内訳を明らかに

参考:TetherTheBlock

(images:iStocks/Ninja-Studio)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる