イーサリアム財団、1万ETHをOTCでビットマインに売却。アンステーキング手続きも実施か

イーサリアム財団がBitMineに1万ETH売却

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が、ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)に対する、OTC(店頭)取引での1万ETH売却を4月24日にXで発表した。

今回の平均売却価格は1ETHあたり2,387ドル(約37万8,800円)。売却総額は約2,387万ドル(約37億8,800万円)になるとみられる。イーサリアム財団のセーフ(Safe)マルチシグウォレットから取引実行された。

なおOTC取引とは、公開取引所の板を介さず、売り手と買い手が相対で取引する売買形式を指す。暗号資産の大口取引では、市場価格への影響やスリッページを抑える目的で利用される。

同財団によると、今回の売却によって得られた資金は、プロトコル研究開発(R&D)、エコシステム開発、コミュニティ助成金の資金提供などを含む同財団の中核的な運営および活動に充てられるという。また今回の取引は、同財団が公開しているトレジャリーポリシーに基づく継続的な財務管理活動の一環だと説明されている。

続けてイーサリアム財団は4月25日、保有ETHの一部についてアンステーキング手続きを行った。オンチェーン情報追跡プラットフォームのアーカム(Arkham)によると、同財団は約1万7,035ETH相当のLST(リキッドステーキングトークン)「wstETH」を、リキッドステーキングプロトコル「ライド(Lido)」のアンステーキング用コントラクトに入金した。

このアンステーキングは、同財団が約7万ETHのステーキング計画を進めるなかで行われた。なお、同財団はアンステーキングの理由を明らかにしていない。

ちなみにアーカムによると、ビットマイン関連とされるアドレスから、「コインベースプライム:バッチステーキングデポジット(Coinbase Prime: Batch Staking Deposit)」と表示されるステーキング用入金アドレスへ、4月21日と23日に合計13万6,832ETHの送金が確認されている。

さらにビットマインは4月20日に10万1,627ETH、13日に7万1,524ETHの購入を発表。4月19日時点の同社のETH保有量は497万6,485ETHで、これはETH総供給量の約4.12%に相当する。

画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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