オープンシー、ハイパーリキッドの「HyperEVM」対応開始

OpenSeaがHyperEVMに対応開始

NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、ハイパーEVM(HyperEVM)に対応したと公式Xで8月30日に発表した。

これによりオープンシーユーザーは、ハイパーEVM上で発行されたNFTの取引や出品が可能となった。

さらに、オープンシー上で提供されているスワップ機能を利用することで、既存の暗号資産からハイパーリキッドのネイティブトークン「HYPE」への直接スワップ(交換)も可能となっている。

今回の対応によりオープンシーがサポートするブロックチェーンは、計19チェーンとなった。現在はハイパーEVMのほか、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(Optimism)、アバランチ(Avalanche)、ゾラ(Zora)、ベース(Base)、ブラスト(Blast)、セイ(Sei)、ビースリー(B3)、ベラチェーン(Berachain)、フロー(Flow)、エイプチェーン(ApeChain)、ソニューム(Soneium)、シェイプ(Shape)、ユニチェーン(Unichain)、ローニン(Ronin)、アブストラクト(Abstract)、ソラナ(Solana)、ガンズ(GUNZ)が対応している。

ハイパーEVMは、分散型取引所(DEX)を基盤とするレイヤー1ブロックチェーン「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」の汎用スマートコントラクトプラットフォームだ。ハイパーEVMは、ユーザーが同じチェーン上で構築と取引の両方を行えるよう設計されている。

さらにハイパーリキッドは、完全オンチェーンで動作する永久先物およびスポット注文帳を備え、毎秒約20万件の注文処理を可能にする「ハイパーコア(HyperCore)」も展開している。ハイパーEVMとハイパーコアは、独自のカスタムコンセンサスアルゴリズム「ハイパーBFT(HyperBFT)」によってセキュリティが確保されている。

なおオープンシーは9月2日、ゲームやメタバース、ソーシャルアプリ向けレイヤー1ブロックチェーンのソムニアネットワーク(Somnia Network)への新たな対応予定もXで予告した。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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