フェイスブックとインスタグラムに「NFT投稿機能」実装、米メタ

フェイスブックとインスタグラムに「NFT投稿機能」実装

米メタ(Meta)提供のフェイスブック(Facebook)およびインスタグラム(Instagram)に、NFT投稿機能が実装されたことが8月29日発表された。

この機能はアジア太平洋、アメリカ大陸、アフリカ、中東の100カ国以上で、一部のユーザーを対象に提供されていた。

ユーザーは自身のweb3ウォレットを両アプリケーションに接続することで、保有するNFTを投稿できるようになるとのことだ。

なお編集部が両アプリを確認したところ、記事執筆時点でフェイスブックでは接続メニューが見当たらなかった。しかしインスタグラムでは、アカウント画面の右上メニューの中から「デジタルコレクション」が選択できるようになっており、そこからウォレット接続できることが確認できた。選択できるウォレットは「Coinbase Wallet」、「Dapper」、「MetaMask」、「Rainbow」、「Trust Wallet」となっている。

ただし、それ以外のウォレットについてはデスクトップ版から設定することが指定されたが、デスクトップ版では「デジタルコレクティブ」となっており、選択してもアカウント画面に戻されてしまう状態だった。

なお対応NFTはイーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、フロー(Flow)となるが、ソラナ(Solana)にも対応する方針であることが5日に発表されている。

関連ニュース

インスタでNFTサービス、100カ国以上で提供へ、イーサリアム・ポリゴン・Flow・ソラナ対応

米メタ、暗号資産取引や決済サービス「META PAY」の商標申請明らかに

米メタ、デジタルウォレット「Novi」サービス終了へ

米メタ、メタバース体験ができる実店舗を開店へ

メタ、フェイスブックやインスタなどアプリ内で暗号資産(トークン)発行か

参考:メタ5日の発表日本語
images:ロイター

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した