NBAニックスとNHLレンジャース、チリーズ「Socios. com」と提携

「Socios. com」が米NBAとHL2チームと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、米NBA加盟のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)と米NHL加盟のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)の2チームとパートナーシップを締結したことが12月22日分かった。

今回のパートナーシップ締結により、ニューヨーク・レンジャーズとニューヨーク・ニックスの公式SNSや、試合中のLED看板などに「Socios.com」のロゴが掲出されるとのことだ。

「Socios.com」は運営元のチリーズが開発したブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

ファントークンを発行することでスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。この仕組みにより、チームとファンに新たなエンゲージメントを生み出すことが期待されている。

チリーズは現在欧州のプロサッカーリーグの多くのチームを中心に提携を行いファントークンを発行している。またサッカーに留まらず、北米ではNBA:バスケットボール、NHL:ホッケーのチームや総合格闘技団体のPFLとUFCとも提携しており、韓国やインドのスポーツチームとの提携など国・ジャンルを問わず展開を進めている。なお「Socios.com」によると、既にチリーズと提携したスポーツチームは現在108チームになったとのことだ。

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参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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