サッカーイタリア代表、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

サッカーイタリア代表、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

サッカーイタリア代表チームの公式ファントークンが、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」にて発行されることが11月13日分かった。

イタリアサッカー連盟(FIGC)が「Socios.com」運営元のチリーズ(Chiliz)と提携し、ファントークン「$ITA」を発行する。「Socios.com」で国際サッカー連盟(FIFA)加盟の団体がファントークンを発行するのは、アルゼンチンサッカー協会(AFA)、ポルトガルサッカー連盟(FPF)に続き、3例目となる。

「$ITA」の販売による収益は、イタリアサッカー連盟のユースレベルを中心に投資されると発表されている。トレーニング施設や教育、選手に対して利用することで、イタリアサッカー連盟の長期的な発展と代表チームの継続的な成功を目指すとのことだ。

またチリーズはファントークン発行の他、2年間のイタリア女子カップのタイトルスポンサーの契約も行っている。

なお「$ITA」の発行時期などの詳細については、後日発表するとのことだ。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。 ・ファントークンを発行することでスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。この仕組みにより、チームとファンに新たなエンゲージメントを生み出すことが期待されている。

チリーズは欧州のプロサッカーリーグの多くのチームを中心に提携を行いファントークンを発行している。既にチリーズと提携したスポーツ組織が90個を超えて、最近では欧州以外にもブラジル、アルゼンチン、韓国のサッカークラブとの提携も行っている。またサッカークラブに限らずNBAや格闘技団体やカーレースチーム、eスポーツチーム、クリケットチームとの提携及び公式ファントークンの発行を行っている。

関連ニュース

サッカーポルトガル代表、ファントークン発行へ チリーズSocios. comで

チリーズのSocios. com、サッカーアルゼンチン代表、米モータースポーツチーム、インドクリケット3チームとの提携を立て続けに発表

NFTサッカーゲーム「Sorare」、スペイン国内リーグ全選手のデジタルカード発行へ

NFTサッカーゲームSorare、ベルギー代表の選手カード発行

参考:Socios. Com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/GOCMEN・master1305

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した