プラズムネットワークがUCバークレーのブロックチェーンアクセラレーションプログラム公式スポンサーに就任
ステイクテクノロジーズ(Stake Technoloiges Pte Ltd)がUCバークレー (カリフォルニア大学バークレー校)の主催するブロックチェーン企業対象のアクセラレーションプログラム「Berkeley Blockchain Xcelerator」のスポンサーに就任したことを3月1日発表した。
ステイクテクノロジーズは日本発のパブリックブロックチェーンであるプラズムネットワーク(Plasm Network)の開発をリードする企業であり、今年1月には世界で初めてPolkadotのテストネット接続に成功、過去にはPolkadotエコシステム内で最多となる全6回の助成金(1月時点)をPolkadotの開発主体から獲得、トークン配布では約65億円相当のETHがスマートコントラクトにロックされるなどの実績を持っている企業である。また先月2月にはバイナンス(Binance)をリード投資家に約2.5億円の資金調達を行っている。
Berkeley Blockchain Xceleratorは、UCバークレーの工学部、Haas School(MBA)、Fortune500カンパニーにブロックチェーンコンサルティングなどを行っているBlockchain at Berkeleyによって提供される6ヶ月間のプログラムである。スポンサーやパートナーとしてWeb3 Foundation, Difinity, Pantera Capital, Coinbase Ventures, Blockchain Capitalなどの世界的な財団および投資家がサポートを行っている。
ステイクテクノロジーズは、2020年春学期のUCバークレー主催アクセラレーションプログラムにを卒業している。今回はプログラムの支援者となることで、UCバークレーに所属する起業家、開発者や研究者、他の支援者とより多角的に連携を深め、よりグローバルに展開をしていくとのことだ。
ステイクテクノロジーズの代表取締役CEOである渡辺創太氏は今回のスポンサー就任について「Berkeley Blockchain Xceleratorの根本的な哲学になっているのはPay It Forward(ペイフォワード)の精神です。選抜された企業はプログラムに無料で参加することができ、Coinbase VenturesやPanteraを始めとするトップ投資家および世界をリードする開発者や研究者にアクセスすることができます。弊社としてもこれからアクセラレーションプログラムを通じて生まれてくる次のイノベーションや起業家、学生、研究者にPay It Forwardの精神を持って貢献していきたいと考え、今回の意思決定に至りました」をリリースにてコメントをしている。
編集部のコメント
ステイクテクノロジーズはその実績を評価され、先月2月に大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)をリード投資家に約2.5億円の資金調達を実施しています。
あたらしい経済編集部では渡辺創太氏にインタビューを行っていますので、併せてご覧ください。
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「バイナンスらからの資金調達の裏側、パブリックブロックチェーンで勝負する意味」ステイクテクノロジーズ 渡辺創太氏 インタビュー(2/2)
コメント:大津賀新也(あたらしい経済)
(imaes:iStocks/pgraphis)