フランス銀行が中央銀行デジタル通貨実験にて200万ユーロ(約2億5,000万円)の決済に成功

フランス銀行がCBDC実験にて200万ユーロの決済に成功

フランスの中央銀行であるフランス銀行(Banque de France)が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の銀行間決済に関する実験を行ったことを1月19日に発表した。

発表によると、この実験ではCBDCを用いた株式の購入・償還の流れをシミュレーションし、総額200万ユーロ(約2億5,000万円)のCBDCによる決済に成功したとのことだ。

この実験には英ブロックチェーン企業セトル(SETL)提供のプライベートブロックチェーンが利用され、シティグループなどの銀行や資産運用会社が協力したとのことだ。

フランス銀行はCBDCのリスクやメカニズムの理解とユーロ圏におけるデジタル通貨に関する議論の促進を目的として、2020年3月にCBDC実験プログラムを開始している。今回の実験もその一環として行われたものとなっており、同行によるCBDCに関する実験は2021年半ばまで続く予定とされている。

(images:iStock/Ninja-Studio・m_pavlov)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【9/26話題】三菱UFJ信託がバイナンスジャパンとステーブルコイン発行へ、オリックス銀行のステーブルコイン実証実験など

三菱UFJ信託銀行がBinance Japanとステーブルコイン発行へ、来年中に円貨と外貨で、オリックス銀行がステーブルコイン発行実証実験、Japan Open Chainで、暗号資産取引所HTX、ハッキング攻撃受け約12億円失う、香港が暗号資産ライセンス申請企業を公開へ、JPEXめぐる騒動受け、ワールドコイン、チリの総人口の1%がユーザーであると報告、Google Cloud提供のデータ分析サービス「BigQuery」、11のブロックチェーン追加、コインベース、スペインで暗号資産サービスプロバイダー登録完了、米マイクロストラテジー、220億円相当のビットコイン追加購入。合計保有数158,245 BTCに