bitFlyer Blockchainが独自ブロックチェーン「miyabi」の試用環境を公開

bitFlyer Blockchainが独自ブロックチェーン「miyabi」の試用環境を公開

株式会社bitFlyer Blockchainが独自ブロックチェーン「miyabi(ミヤビ)」の試用環境を7月1日に公開した。

今回発表されたリリースによると同社は「miyabi」を気軽に使いたい、マニュアルを拡充してほしいなどの利用者の要望に応えるため「miyabi」の試用環境公開を決めたとのことだ。

具体的にはグラフィカルインターフェイスを使って「miyabi」を操作できるGUI機能、コマンドラインを使って「miyabi」を操作できるCLI機能、日本語マニュアル、サポートSlackチャンネルを提供するとのこと。

「miyabi」試用環境、GUI機能の利用方法はbitFlyerのnoteにて説明されている。

編集部のコメント

bitFlyer Blockchainは今年4月にエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」のBaaSとしての提供を開始しています。「miyabi」は同社が独自に開発したコンセンサスアルゴリズム「BFK2」を採用しており、堅牢なセキュリティと4,000件/秒を超える高速スループットを実現するブロックチェーンとのことです。

また同社は今年6月にマイナンバーカード認証を活用した「なりすまし防止機能付き」のブロックチェーン投票サービス「bVote」を発表しています。

「bVote」には「bPassport」というブロックチェーンIDシステムと、「miyabi」を活用した投票システムが利用されています。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/Cemile-Bingol)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した