イーサリアム財団がETHをアンステークか
イーサリアム財団(Ethereum Foundation)に関連付けられたウォレットが、暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのアンステーキング手続きを行ったようだ。オンチェーン情報追跡プラットフォームのアーカム(Arkham)が公式Xで5月11日に報告した。
アーカムによると同ウォレットは、リキッドステーキングプロトコル「ライド(Lido)」を通じてステーキングしていた約2万1,270ETH(約78億円相当)について、複数の取引に分けてアンステーキング手続きを行ったという。なお、同財団はアンステーキングの理由を明らかにしていない。
アンステーキング手続きは、ライドのアンステーキング用コントラクトにLST(リキッドステーキングトークン)を預け、ETHに戻して引き出すプロセスとなっている。
今回の動きは、イーサリアム財団が今年2月に発表した、約7万ETHの財務ステーキング計画を進めるなかで行われた。同財団は、財務資産の一部についてステーキングを開始し、報酬を財団のトレジャリーに戻す方針を明らかにしていた。
イーサリアム財団は5月11日、イーサリアムのベースプロトコルの設計・研究・開発・調整に関わる同財団の中核チーム「プロトコルクラスター(旧称:Protocol R&D)」の新体制を発表。また同財団は当面、次期アップグレード「グラムステルダム(Glamsterdam)」の出荷、「ヘゴタ(Hegotà)」に向けた準備、「ストローマップ(Strawmap)」の推進に取り組むとした。
さらに、ノルウェーのスヴァールバル諸島で開催された開発者向けイベント「インターロップ(Interop)」では、グラムステルダムの開発ネット稼働や「Enshrined Proposer-Builder Separation(ePBS)」の検証、200Mガスリミット下限に向けた準備状況などが示された。
The Ethereum Foundation just unstaked $49.6M of ETH. pic.twitter.com/8GqM1RW8SW
— Arkham (@arkham) May 11, 2026
参考:アーカム
画像:PIXTA