イーサマシン、ダイナミクスとのSPAC合併契約終了を発表

市場環境悪化を理由に計画撤回、上場構想はいったん白紙に

イーサリアム(Ethereum)の保有・運用を主軸とする企業として設立準備が進められていたイーサマシン(The Ether Machine)が、ダイナミクス(Dynamix Corporation)とのSPAC(特別買収目的会社)合併契約の終了に合意したと4月11日に発表した。

SPACとは、未上場企業との合併を通じてその企業を株式市場に上場させる目的の上場企業だ。今回の契約は、ダイナミクスとの合併により、イーサマシンを公開企業とすることを目的としていた。ダイナミクスは、買収先企業との合併を通じて事業会社を上場させることを目的に設立されたSPACで、ナスダックに上場している。

しかしイーサマシンの発表によると、両社は市場環境の悪化を理由に、これまで公表していたビジネスコンビネーション契約(Business Combination Agreement)を即時終了することで合意したという。

また契約終了の詳細についてイーサマシンは、米証券取引委員会(SEC)に提出されたフォーム8-Kを参照するよう案内している。提出資料によると、契約終了に伴い支払主体はダイナミクスに対し5,000万ドル(約78億円)を15日以内に支払う義務を負うとされている。

今回終了した契約は2025年7月に公表されていたもので、イーサマシンをナスダック上場企業とする構想の一環だった。今回の合意により、その上場計画はいったん白紙となる。

イーサマシンは、イーサリアムを大量に保有し、ステーキングや分散型金融(DeFi)などを通じて運用する企業として設計されていた。

参考:フォーム8-K
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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