米国版Superteamが立ち上げ
レイヤー1ブロックチェーン「ソラナ(Solana)」エコシステムのビルダーコミュニティ「スーパーチーム(Superteam)」の米国版「スーパーチームUSA(Superteam USA)」が立ち上がった。同コミュニティの公式Xアカウントが3月12日に発表した。
スーパーチームUSAは、ソラナ上でプロジェクトを立ち上げる創業者などに対し、資金調達支援やプロダクト開発、ユーザー獲得、採用、技術ガイダンスなどのサポートを提供するという。
また同コミュニティは、米国のビルダーや投資家、サービスプロバイダーがソラナ上でプロジェクトを構築するための拠点として機能すると説明されている。現在は米マイアミを拠点とするコホートが開始されており、参加枠限定で応募を呼びかけている。
同コミュニティでは、株式取得や手数料を伴わない形での支援を掲げており、バウンティやフリーランス案件の紹介、助成金などを通じてプロジェクトの立ち上げを支援する仕組みも用意されている。グラント(助成金)については、申請から48〜72時間程度での判断を経て提供されるとのこと。
さらに同コミュニティでは、イベントや教育コンテンツ、コミュニティ活動などを通じてソラナエコシステムの拡大を図るとしている。
なおスーパーチームは、ソラナエコシステムの成長を目的としたコミュニティで、各国の代表者がソラナ財団(Solana Foundation)の助成を受けながら、開発者支援やプロジェクト育成、ハッカソンなどを通じて地域コミュニティの拡大に取り組んでいる。
現在スーパーチームは、日本、インド、ドイツ、英国、UAE(アラブ首長国連邦)、ナイジェリア、ブラジル、スペイン、ポーランド、シンガポールなど20以上の国・地域で展開されている。
日本では2024年5月に「スーパーチームジャパン(Superteam Japan)」が発足しており、ソラナ上でのプロダクト開発支援や教育活動などを通じて国内エコシステムの拡大に取り組んでいる。
今回立ち上がったスーパーチームUSAは、こうしたグローバルなスーパーチームネットワークの一部として、米国のビルダーコミュニティの形成とソラナエコシステムの拡大を目的としている。
米国では以前、暗号資産規制の不透明さを背景に、業界から国外展開を志向する声が出ていた。しかし2025年7月にはステーブルコイン規制を定める「ジーニアス法(GENIUS Act)」が成立した。さらに2026年には、ネクソ(Nexo)の米再参入や、リップル(Ripple)とサークル(Circle)への全米信託銀行設立に向けた初期承認など、米市場での事業拡大を示す動きも報じられている。
Superteam USA is here.
— Superteam USA (@SuperteamUSA) March 12, 2026
Our mission: accelerating founders across America.
An elite community for builders across AI, biohacking, consumer products, onchain payments, and more. pic.twitter.com/iGcuVpCrEf
参考:スーパーチームUSA
画像:PIXTA