元素騎士オンラインが終了へ
ブロックチェーンゲーム「元素騎士オンライン」のサービス終了予定が2月26日に発表された。同ゲームは、4月30日をもってサービスが停止される予定とのこと。
元素騎士オンラインは2022年11月30日に正式リリースされており、リリースから約3年半でのサービス終了となる見込みだ。
運営はサービス終了の理由について、キャッシュフローの観点から現体制での継続が不可能と説明した。現在の月間コストは固定費で約1,000万円にのぼり、大幅な赤字が毎月続いているという。
月間コストの内訳としては、インフラ費340万円、労務費300万円、外部サービス利用料70万円、広告宣伝費30万円、上場維持費・ロンドコイン(ROND)買付額130万円、その他経費80万円とのこと。一方で、マーケットプレイス手数料、アプリ内課金、広告収益などを合算した月間収益は約200万円前後あるという。なおRONDは、元素騎士オンラインで利用されるトークンで、アイテム・装備の購入、キャラクターのHP・MP回復などの利用料などに充てられる。
運営は2月27日、グーグルプレイ(Google Play)、アップルアプリストア(Apple App Store)、暗号資産(仮想通貨)決済「スラッシュペイメント(Slash Payment)」によるアプリ内課金を停止し、スカラーシップNFTの公式販売も終了した。
今後は、4月30日にゲームサーバーを停止してゲームサービスが終了し、あわせてNFTマーケットプレイス「ゲンソマーケットプレイス(GENSO Marketplace)」、位置情報閲覧ツール「ランドビューアー(LAND Viewer)」、NFT・トークン管理ウォレット「MVウォレット(MV Wallet)」の公開・利用も停止される予定だという。
また運営は4月30日以降、元素騎士オンライン内で利用される暗号資産ゲンソキシメタバース(MV)のステーキング報酬について、MVステーキングv1(Polygon)への週次の報酬割当、MVステーキングv2(Ethereum)への週次の報酬割当、MVステーキングv2(Polygon)へのシーズン報酬割当を停止する予定とのこと。
ゲームサービスの終了後は、ブロックチェーン上にオンチェーン上のNFTとトークンが存在し続けるという。ただし、ゲームサーバーの停止後は、NFTとトークンがゲーム内で利用不可になるとのことだ。
なお元素騎士オンラインの運営権について、第三者への譲渡や他社への移管、継続可能な新体制の構築が運営によって模索されているという。移管・譲渡先が見つかった場合、サービスが継続される可能性があるとのこと。
元素騎士オンラインは、MMORPG「エレメンタルナイツオンライン」シリーズのライセンスを活用したメタバース×NFTゲームだ。ユーザーはキャラクターを操作してクエストやダンジョン攻略、バトルなどを行い、獲得したアイテムをNFTとしてマーケットプレイスで取引可能だ。
As announced during the AMA on February 26, 2026, after a comprehensive review of our current operational and financial conditions, we have determined that it is extremely difficult to continue the game service under the current structure.
— GENSO Meta (@genso_meta) February 26, 2026
Unless there is a significant change in… pic.twitter.com/BkTbBevv02
参考:元素騎士オンライン
画像:PIXTA