オンドファイナンスのトークン化証券プラットフォーム「OGM」、2026年初頭にソラナ展開へ

ソラナでOndo Global Markets展開へ

トークン化証券プラットフォーム「オンド・グローバル・マーケッツ(Ondo Global Markets:OGM)」が、2026年初頭にソラナ(Solana)上で展開される予定だ。OGM提供のオンドファイナンス(Ondo Finance)が12月15日に発表した。

ソラナ上でOGMが展開されれば、OGMで取り扱われている100以上のトークン化米国株式・ETF(上場投資信託)が同チェーン上で取引可能になる見込みだ。

OGMは現在、イーサリアム(Ethereum)とBNBチェーン(BNB Chain)上で稼働しており、今回のソラナ展開は3つ目のチェーン対応となる予定だ。なお、オンドファイナンスによればオンド・チェーン(Ondo Chain)への展開も予定されているという。

OGMでは、米国登録ブローカーディーラーが保管する米国株式やETFを裏付けとしてトークンが発行されている。投資家は、それらのトークンをP2P(ピアツーピア)で24時間365日転送できる。さらに、投資家はこれらのトークンをDeFi(分散型金融)プロトコル上での貸付や借入などにも活用できる。

またオンドファイナンスは11月18日、OGMがEU(欧州連合)とEEA(欧州経済領域)でトークン化米国株・ETFを提供するための規制承認を、リヒテンシュタイン金融市場庁(FMA)から取得したと発表。この承認はパスポート制度を通じて有効となり、OGMはEU加盟27カ国に加えアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーを含むEEA全30カ国の個人投資家に対し、トークン化米国株・ETFを提供可能になった。

画像:iStocks/FlashMovie

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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