アニークが攻殻機動隊のデジタルアートワークをブロックチェーンを利用して共同保有する企画開始

アニークが攻殻機動隊のデジタルアートワークをブロックチェーンを利用して共同保有する企画開始

Anique株式会社が、同社提供のサービス「Anique(アニーク)」において『攻殻機動隊 SAC_2045』のデジタルアートワークを共同保有する特別企画を実施することを5月20日発表した。

Aniqueはブロックチェーン技術を活用し、日本のアニメやマンガ、ゲームのアートワークのデジタル所有権を販売し、世界にひとつだけのコレクションとして保有・売買することを可能にするサービス。同サービスではこれまで『進撃の巨人』『serial experiments lain』(シリアルエクスペリメンツレイン)『STEINS;GATE』『魔法使いの嫁』『ロボットガールズ』『七つの大罪』『けものフレンズ』などの特典付き公認デジタルアート数百点を出品している。

今回の『攻殻機動隊 SAC_2045』のデジタルアートワークを共同保有する特別企画は、同作品のNetflix全世界独占配信を記念したもので、同作のキャラクターデザインを担当したイリヤ・クブシノブ氏によるデジタルアートワークが取り扱われる。

また同企画はデジタル上に存在する同作の主人公である「草薙素子」のデジタルアートの存在を、世界中のファンの協力で証明することを目的としているとのこと。

今回のこの企画でデジタルアートワークの共同保有パートナーとなると、自身の名前がアートワークのデジタル証明書に刻まれる仕組みだ。

また共同保有パートナーになると自分だけのオリジナルID(ブロックチェーントランザクションID)が付与されることや、同オリジナルIDが刻まれた額装絵などのオリジナルグッズの注文権利を得られるなど、計5つの特典が用意されている。

なお、共同パートナーの権利は1,500円(税抜)で5月20日12時~6月22日21時までの期間で販売されるとのことだ。

この企画の詳細についてはこちら

編集部のコメント

Aniqueは「作品とファンとの間にある永遠のつながりを、特別な儀式をもって証明すること」をミッションに掲げるサービスです。同サービスはアニメや漫画などのアートワークと作品を愛するファンをつなげることで、作り手に利益が還元され続けるシステムを提供しています。

デジタル所有権の仕組みとしては、作品のひとつひとつに固有のIDが割り振られ、このIDはオーナーのアカウントと紐付けられることによってデジタル所有権としての機能を果たします。IDとアカウントとの紐づけはブロックチェーン(イーサリアム)に記録されるため、所有権は半永久的に証明され続けます。

また、このIDは他のアカウントへ譲渡可能で所有権が移転するたびに作り手に売却金額の一部を還元する仕組みになっています。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:liuzishan)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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