バイナンス、アブダビで「グローバル取引プラットフォーム運営」の完全認可を取得

バイナンスがFSRAから認可取得

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、アブダビグローバルマーケット(ADGM)の金融サービス規制当局(FSRA)から、同社運営のグローバル取引プラットフォームに関する完全な認可を受けたと12月8日に発表した。

ADGMは、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに位置する国際金融センターおよびフリーゾーンである。

今回の認可によりADGMでのバイナンスの事業は、ネスト(Nest)ブランドを冠した取引所、クリアリングハウス、ブローカーディーラーの3つの現地法人の下で運営される予定とのこと。

まず取引所の運営は、マルチラテラル・トレーディング・ファシリティ(Multilateral Trading Facility:MTF)の運営許可を持つ認可投資取引所(Recognised Investment Exchange:RIE)として承認されたネスト・サービシーズ(Nest Services)が担う。同社は現物とデリバティブ取引を取り扱うとのこと。また、同社はネスト・エクスチェンジ(Nest Exchange)に改名予定となっている。

なおMTFとは、規制された取引プラットフォームの一種であり、上場取引所の外で金融商品取引を扱えるほか、複数の投資家同士の注文を自動的にマッチングする多角的取引システムを指す。

次にクリアリングハウスの運営は、保管(カストディ)と中央証券保管機関(CSD)サービスを提供する追加許可を持つ認可クリアリングハウス(Recognised Clearing House:RCH)として承認されたネスト・クリアリング・アンド・カストディ(Nest Clearing and Custody)が担う。同社は、クリアリング、決済、デジタル資産のカストディを監督するとのこと。

そしてブローカーディーラーの運営は、投資取引、投資取引の手配、資産管理、カストディの手配、マネーサービスの提供許可を持つブローカーディーラーとして承認されたBCIが担う。同社は、OTC(店頭取引)サービス、コンバージョン、プリンシパルベースの活動を含むバイナンスの取引所外サービスを提供するとのこと。なお、BCIはネスト・トレーディング(Nest Trading)に改名予定だ。

参考:バイナンス
画像:Reuters

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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