バイナンス、富裕層向け新サービス「Binance Prestige」提供開始

Binanceが富裕層向け新サービス提供開始

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、伝統的金融(TradFi)の富裕層向けサービス「バイナンス・プレステージ(Binance Prestige)」の提供開始を11月26日に発表した。

バイナンス・プレステージは、暗号資産市場への参入を検討するファミリーオフィスやプライベートファンド、その他の資産運用者に対し、オンボーディングから法定通貨サービス、資金調達まで包括的なサポートを提供するとのこと。

また同サービスは、オンボーディング、法定通貨アクセス、ストラクチャードプロダクト、資金調達、機関投資家グレードの保管(カストディ)、透明なインサイトとレポーティングといった6つのサービス分野で構成されている。

英オルタナティブ投資運用協会オルタナティブ・インベストメント・マネジメント・アソシエーション(Alternative Investment Management Association:AIMA)の調査によると、今年は伝統的ヘッジファンドの55%がデジタル資産へのエクスポージャーを持っており、2024年の47%から増加したという。

バイナンスは2024年10月、富裕層顧客の暗号資産エクスポージャーを管理するウェルスマネージャー向けサービス「バイナンス・ウェルス(Binance Wealth)」を導入した。同サービスは、仲介者であるウェルスマネージャーが顧客に対し、伝統的なウェルスマネジメントの枠組みで暗号資産取引やステーキングなどを提供することが狙いだ。

バイナンス・ウェルスが仲介者を通じて富裕層顧客をサポートする一方、今回提供開始されたバイナンス・プレステージは、直接投資を希望する富裕層投資家と資産運用者向けに構築されているとのことだ。

参考:バイナンス
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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