バイナンス創業者CZ、回顧録の最終編集完了、刑務所生活の詳細も明かす

CZが回顧録の最終編集完了

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の創業者チャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao、通称CZ)氏が、自身の回顧録の最終編集を終えたと、11月9日に自身のXアカウントで明らかにした。

CZ氏はXで、「ここ数週間、本・回顧録の最終編集をしてきました。ほぼ完成です。カバーデザインの提案はありますか」とし、また「原稿は約97,000語・300ページにわたります」と投稿した。

この投稿に対するコメントで「刑務所での出来事も書かれていますか」と質問され、CZ氏は「すべて含まれています」と回答した。なお、出版日や出版社は公表されていない。

米当局は2023年、バイナンスがハマスやアルカイダを含む組織、ならびに児童性虐待資料の販売に特化したウェブサイトとの疑わしい取引を報告しなかったと発表。CZ氏は、バイナンスと同じ罪状で有罪を認め、5,000万ドル(現在約77億円)の罰金を個人で支払い、2024年に約4カ月の禁錮刑を受けた。

なお米ホワイトハウスは10月23日、米大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、有罪判決を受けたCZ氏を全罪状について恩赦したと発表した。 

画像:iStocks/Reuters

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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