ウィズダムツリー、オプションインカム戦略のトークン化ファンド「EPXC」ローンチ

WisdomTreeがオプションインカム戦略をトークン化

米資産管理会社ウィズダムツリー(WisdomTree)が、オプションインカム戦略のトークン化ファンド「WisdomTree Equity Premium Income Digital Fund(EPXC)」のローンチを12月4日に発表した。

同ファンドは、個人向けデジタル資産アプリ「ウィズダムツリー・プライム(WisdomTree Prime)」と、機関投資家・事業者向けトークン化RWA(現実資産)プラットフォーム「ウィズダムツリー・コネクト(WisdomTree Connect)」を通じて提供されるとのこと。これにより個人投資家と機関投資家は、オフチェーンの仕組みに移らずにEPXCを利用できるという。

EPXCは、現金担保付きプットライティング戦略の価値を追跡する「Volos U.S. Large Cap Target 2.5% PutWrite Index」をベンチマークとするファンドだ。同インデックスは、「SPDR S&P 500 ETF(SPY)」のプットオプション(資産売却権利)を現金担保付きで売却し、3カ月物米国短期国債(Tビル)利回りで利息を得る現金担保口座と組み合わせた戦略だという。

ちなみに、プットオプションを売るプットライティング戦略は、株式リターンの利回り向上とボラティリティ低減を狙う手法だ。

EPXCは「S&P 500 Index」や類似のカバードコール戦略と比べて、リスク調整後リターンの向上余地の提供を目指している。また、同ファンドは「S&P 500 Index」を追跡するETF(上場投資信託)に対して約2週間ごとにプットオプションを売却し、2.5%のプレミアム獲得を目標として安定的なインカムの獲得を狙うとのこと。

なおカバードコール戦略とは、株式やETFなどの原資産を保有する投資家がその資産に対してコールオプションを売却し、オプション料を収益として得る一方で、株価の上昇幅に上限を設ける手法だ。ただし、株価がオプションの行使価格を上回って上昇した分の利益は得られず、価格下落リスクは残る。 

参考:ウィズダムツリー
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【1/23話題】TOKIが会計監査問題で停止へ、クシムがナナメウエとトレジャリー事業推進、ビットゴーがNYSE上場など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

野村HD子会社レーザーデジタル、機関投資家向け「利回り付きビットコインファンド」をローンチ

野村ホールディングスのデジタル資産関連子会社レーザーデジタル(Laser Digital)の資産運用部門レーザーデジタルアセットマネジメント(Laser Digital Asset Management)による、トークン化ビットコインファンド「Bitcoin Diversified Yield Fund SP(BDYF)」の立ち上げが1月22日に発表された

ユニスワップ、連続型オークション「CCA」をイーサL2のBaseに正式デプロイ

大手DEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)開発元のユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、「コンティニュアス・クリアリング・オークション(Continuous Clearing Auctions:CCA)」を、イーサリアムのレイヤー2ネットワーク「ベース(Base)」上に正式にデプロイしたと1月22日に発表した