ビットワイズ、サークル株・イーサリアムETP参照のオプションインカムETF提供開始

Bitwiseが2つのオプションインカムETF提供開始

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、オプションインカムETFとなる「Bitwise CRCL Option Income Strategy ETF(ICRC)」と「Bitwise Ethereum Option Income Strategy ETF(IETH)」を提供開始したと10月2日発表した。

ICRCは、ステーブルコイン発行企業の米サークルインターネットグループ(Circle Internet Group)の普通株CRCLのエクスポージャーを得つつ、同株のコールオプション(買う権利)を売るカバードコール戦略のオプションインカムETF(上場投資信託)である。

一方、IETHは暗号資産イーサリアム(ETH)の現物を保有するETP(上場投資商品)を参照するコールオプションを売るカバードコール戦略のオプションインカムETFだ。

両ETFは毎月の収益分配を目指しており、初回の分配は11月26日に発表予定とのこと。また、両ETFの運用管理にかかる費用はICRCが0.98%、IETHが0.97%となっている。

ビットワイズはすでに、マイクロストラテジー(MicroStrategy)株を参照するIMST、マラホールディングス(MARA Holdings)株を参照するIMRA、コインベース(Coinbase)株を参照するICOI、ゲームストップ(GameStop)株を参照するIGMEといったオプションインカムETFを運用している。

参考:ビットワイズ
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した