カナリーの「XRP現物ETF」、米国上場の他社XRPETFのAUM合計を上回る

Canary XRP ETFのAUMが約523億円超に

暗号資産(仮想通貨)運用会社カナリー・キャピタル・グループ(Canary Capital Group、以下カナリー)組成のエックスアールピー(XRP)現物ETF(上場投資信託)のAUM(運用資産残高)が、米国上場の他のXRP現物ETFのAUMを合計した額を上回った。カナリーが11月30日に発表した。

カナリー組成のXRP現物ETFの名称は「Canary XRP ETF」。同ETFはティッカーシンボル「XRPC」で、11月13日に米ナスダック(Nasdaq)に上場した。同ETFの初日取引高は5,900万ドル(約92億円)となり、これは今年ローンチされたETFの中で最高の初日取引高を記録した。

また同ETFは、ローンチ以来3億3,600万ドル(約523億円)超のAUMを記録しており、11月26日時点で米国で最大規模のXRP現物ETFとなったとのことだ。

11月24日には、米資産運用大手フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)組成の「Franklin XRP ETF(XRPZ)」と、米暗号資産運用会社グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)組成の「Grayscale XRP Trust ETF(GXRP)」が取引開始された。

また11月20日には、米暗号資産運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)組成の「Bitwise XRP ETF(XRP)」が、9月18日にレックスオスプレイ(REX-Osprey)組成の「REX-Osprey XRP ETF(XRPR)」が取引開始された。

参考:カナリー
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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