ユニスワップ、EVM互換L1「モナド」に対応開始

UniswapがMonadに対応開始

DEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)が、EVM互換のレイヤー1ブロックチェーン「モナド(Monad)」に対応開始した。ユニスワップが11月24日に発表した。

モナドは、EVM(イーサリアム仮想マシン)と完全互換性を持つレイヤー1ブロックチェーン。独自のコンセンサスアルゴリズム「モナドBFT(MonadBFT)」による約10,000件/秒以上の高TPS、800ms(2 slots)の高速ファイナリティ、低手数料などを特徴としている。並列実行やコンセンサス最適化などの設計によりスケーラビリティ向上を図っている。

モナドは今回の発表と同日にメインネットローンチしており、ローンチ初日からユニスワップのプロトコル、ウェブアプリ、取引APIで利用可能になった。また、ユニスワップウォレットのモナド対応も展開したという。

ユーザーは、ユニスワップのアプリから直接モナド上でトークンのスワップ、流動性の提供、エコシステムの探索が可能となっている。また開発者とパートナー向けには、ユニスワップ取引APIがモナドに対応しており、開発者と機関投資家がモナド上のユニスワッププロトコルの流動性に直接アクセスできるとのことだ。

ちなみに、11月25日からユニスワップ提供の「コンティニュアス・クリアリング・オークション(Continuous Clearing Auctions:CCA)」が、同プロジェクトによる独自のイーサリアム(Ethereum)レイヤー2ネットワーク「ユニチェーン(Unichain)」上で利用可能になった。CCAは、新規トークンの価格形成と流動性供給をオンチェーンで実施するプロトコルで、ユニスワップが11月13日に公開した。 

参考:ユニスワップ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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