シンガポール証券取引所、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の無期限先物を提供へ

SGXがBTCとETHの無期限先物を提供へ

シンガポール証券取引所(SGX)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の無期限先物を11月24日に提供開始する。SGXが11月17日に発表した。

この無期限先物は、「SGX Bitcoin Perpetual Futures」と「SGX Ethereum Perpetual Futures」として適格投資家、エキスパート投資家、機関投資家向けに提供されるとのこと。これら2つの無期限先物の原資産指数には、「iEdge CoinDesk Cryptocurrency Indices」が採用されているという。同インデックス群は、ビットコインとイーサリアムに関する基準価格とリアルタイムの価格指標が含まれている。

ちなみに、「iEdge CoinDesk Cryptocurrency Indices」の基準価格を算出する「iEdge CoinDesk Cryptocurrency Reference Rate Indices」は、シンガポール時間の午後15:00から16:00にかけて、複数の取引所を横断して暗号資産のパフォーマンスを反映するよう設計された指数群とのことだ。

SGXによる暗号資産に関する無期限先物の提供計画については、今年3月10日にメディア「ブルームバーグ(Bloomberg)」が報じていた。その際は、ビットコインの無期限先物を提供するにあたり、SGXがシンガポール通貨庁(MAS)の承認を待っている段階とされていた。

参考:SGX
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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