シンガポール取引所、今年後半に「ビットコイン無期限先物取引」開始か=報道

SGXが今年後半に「ビットコイン無期限先物取引」提供か

シンガポール最大の取引所グループであるシンガポール証券取引所(SGX)が、ビットコインの無期限先物取引を提供する予定であると「ブルームバーグ」が3月10日に発表した。この情報は「ブルームバーグ」が同取引所の広報担当者よりメールにて得たものとのこと。

報道によるとSGXは、2025年後半にもビットコイン無期限先物を開始するとのこと。対象となるのは機関投資家およびプロ投資家。個人投資家は取引対象外になるという。

ただし現在同商品の提供にあたり、SGXはシンガポール通貨庁の承認を待っている状況とのことだ。

なおこの報道の同日、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、米国において初となる24時間365日取引可能な先物取引をビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)にて提供開始する予定だと発表している。

コインベースは先物取引の他にも、無期限先物の提供も計画をしているとのことだった。

参考:ブルームバーグ
画像:iStocks/PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/21話題】エリック・トランプがメタプラネットの戦略アドバイザーに、PENGUとNFTの現物ETFが米SECに申請など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

EOS NetworkがWeb3バンキング特化「Vaulta」にリブランディング、新トークン発行とスワップを予定

「イオスネットワーク(EOS Network)」を運営する非営利団体イオスネットワーク財団(EOS Network Foundation:ENF)が、同ネットワークをWeb3バンキング(銀行業)の構築に特化した分散型金融ネットワーク「ヴォルタ(Vaulta)」にリブランディングする計画を3月18日に発表した。「ヴォルタ」への移行は今年5月末に予定されている