SBI VCトレード、米ドルステーブルコイン「USDC」をベータ版でリリース

SBI VCトレードがUSDCをベータ版でリリース

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、米サークル(Circle Internet Financial)発行の米ドル建てステーブルコイン「USDC」をベータ版としてリリースしたと3月12日に発表した。

今回のリリースは、3月4日にSBI VCトレードが「電子決済手段等取引業者」の登録を完了したことを受けたもの。同取引所は国内でステーブルコインを取り扱う企業として初のライセンスを取得した。

日本においては2023年6月1日施行の改正資金決済法にて、一定のステーブルコインは電子決済手段として位置づけられ、発行・流通が可能となっている。そのため国内におけるステーブルコインの取り扱いは、資金決済法に基づき「電子決済手段等取引業」の登録を取得することが条件となる。

今回の発表によるとベータ版では、取引画面上にはUSDCが表示されているものの、利用者を限定しているため一般ユーザーは取引不可となっている。

また対応チェーンについても、「サービスの正式な開始時期および商品性の詳細については、改めてご案内させていただきますので、今しばらくお待ちください」とアナウンスされているため、現状では不明となっている。

「あたらしい経済」編集部がSBI VCトレードへ問合せしたところ、同様の回答を得た。 

参考:SBI VCトレード
画像:iStocks/Vit_Mar

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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