イーロン・マスクのスペースX、257Mドル相当のビットコインを移動

スペースXが3か月で2度目の大規模BTC送金

イーロン・マスク(Elon Musk)氏が率いるスペースX(SpaceX)が、総額約2億5,700万ドル(約390億円)相当のビットコイン(BTC)を移動させたことが、オンチェーン分析プラットフォーム「アーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)」のデータで確認された。

アーカムによると、スペースXが保有する2つのウォレット「1MDyM」と「1AXeF」から、10月21日にほぼ同時刻で合計約2,500BTCが送金された。内訳は、「1MDyM」ウォレットからアドレス「bc1qj7…」へ約1,298BTC、「1AXeF」ウォレットからアドレス「bc1qq7…」へ約1,197BTCがそれぞれ送金された。

受取アドレスでは、現時点でビットコインの再転送や売却は確認されていない。今回の資金移動については、内部ウォレット間の資金再配置やカストディ体制の変更の可能性があるとみられる。

また暗号資産取引所コインベース(Coinbase)傘下のコインベース・プライム(Coinbase Prime)から両ウォレットへ各0.001BTC程度の少額入金も同日に記録されており、取引所口座との関連性が示唆されている。

スペースXは今年7月にも約1億5,300万ドル(約230億円)相当のBTCを移動しており、今回が3か月で2度目の大規模送金となる。

参考:アーカム
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【12/5話題】SBI VCトレードとサッポロビールがWeb3実証実験、Gincoがカントンのバリデータ、ベースとソラナの公式ブリッジなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている