スイスのアミナバンク、「ポリゴン(POL)」の機関投資家向けステーキング開始、最大報酬15%

AMINAがPOLの機関向けステーキング開始

スイスの暗号資産(仮想通貨)銀行アミナバンク(AMINA Bank:以下、アミナ)が、暗号資産ポリゴンエコシステムトークン(POL)の機関投資家向けステーキングサービスを提供開始したと10月9日に発表した。

POLのステーキングは、アミナの標準年率4〜5%にポリゴン財団(Polygon Foundation)の追加ボーナスが加わり、合計で最大15%の報酬が提供されるとのこと。

アミナでは、すでにPOLの取引および保管(カストディ)サービスが提供されており、今回新たに同銘柄のステーキングサービスが追加された。

なおアミナ提供のステーキングサービスでは、POLのほかにイーサリアム(ETH)2〜3%、ソラナ(SOL)5〜7%、カルダノ(ADA)2.6〜2.7%、ポルカドット(DOT)12〜13%、テゾス(XTZ)4〜6%、トンコイン(TON)4〜5%の銘柄・年率で対応している。

またアミナは8月5日、スイ(SUI)の取引およびカストディサービスを提供開始した。同行は、今後数カ月以内にSUIのステーキングサービスを提供予定としている。

アミナは2023年11月、香港SFC(証券先物委員会)からタイプ1(証券取引)、タイプ4(アドバイザリー業務)、タイプ9(資産運用業務)のライセンスを取得。2022年2月には、ADGM(アブダビグローバルマーケット)のFSRA(金融サービス規制当局)から金融サービス許可を受けた。

またアミナは2019年8月、FINMA(スイス金融市場監督機構)から銀行および証券ディーラーの免許を取得した。アミナによると、FINMA監督下の規制準拠銀行としてPOLのステーキングサービスを提供するのは、同行が世界初だという。

参考:アミナバンク
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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